言葉の獲得が賢さを

より賢さを高めるといわれて

言葉の獲得が、子供の頭の賢さを決めるといっても過言ではないでしょう。さらには、言葉をより多く獲得したほうが、より賢さを高めるといわれています。平均的な子供の獲得する言葉の数をご紹介しましょう。あくまで平均ですので、これよりも少ないからといって気を落とすことはありません。満二才で約250語、満3歳で900語、満4歳で1500語、満5歳で3000語が獲得されているのが通常の子供の状態です。この獲得数というのは、発語ができる言葉の数ということです。しかし、障害をもっていて発語ができないお子さんの場合、理解ができる言葉の数でカウントしてみるといいでしょう。絵本や言葉カードを用いて、「りんごはどれ?」「飛行機はどれ?」というふうに、あてっこ遊びをさせながら、楽しく確かめをしていきます。しかし、言葉を理解させるためには、どうしたらいいのか、という問題が出てきます。それには、繰り返し言って「聞かせる」ことと、同時にその「物」を「見せる」ことが大事です。できれば、生まれたときからそばにあるものを指差して「これは、カーテン。暑い日にはお日様の光をさえぎってくれるものよ」「これは絵本。色々な楽しいお話と絵が描いてあるよ」などと、「説明」します。決まった言葉を10個くらい決めて、毎日同じことをいい聞かせます。すると脳に回路ができます。カーテンとはどれか、どんな用途をもつものなのか、絵本とはどれで、どんなことが書いてあるのか、ということが、赤ちゃんの脳に刻み込まれていきます。これが言葉の獲得です。はじめは、1週間から10日ほど毎日同じ言葉を繰り返します。そうしたら、次に別の言葉を説明することを、また1週間~10日繰り返していきます。