子供の発達・認知
認知の発達の順序をご紹介
子供の発達について、考えて見ましょう。子供、つまり人間は、動物とは明らかに脳の働きが違います。計算ができ、文字が書けるようになるのは、どういう発達段階を踏んでいくのでしょうか。そのことを、「認知」という言い方をします。認知の発達の順序をご紹介していきましょう。まず第一段階です。「弁別」といいます。物の名前とその使い方を知る、ということです。これは、非常に初期段階といえます。ヘレン・ケラーが耳も聞こえず、目も見えない、という状態で、認知の発達が深刻だったときに、サリバン先生が何をしたかというと、「物の名前」を教えていったのでしたね。これは、まったく正しい指導であったといえます。また、コップというものの使い方と、その中に入っている水、との違いも教えた、ということは、様々な劇やドラマになってもう有名な話になっているかと思いますが、コップと水は同じものではない、同じ用途ではない、ということもサリバン先生は教えていました。これも大変大事なポイントであったといえます。第二段階には、「対応」が発達していきます。対応というのは、「これとあれは同じである」ということがわかるようになる、ということです。たとえば、絵本を読んでいて、イチゴが出てきたとしましょう。イチゴが出てきたことで、子供は台所にあるイチゴを指差して、「同じ、同じ」といったりするでしょう。この子供は「対応」の発達ができている、といえるのです。